西暦205×年。
太平洋の本州からだいぶ離れたところに受刑島、別名アイランド・オブ・デスはある。
昔で言えば「島流し」だろうか。
死刑と無期懲役の間の刑──終身無期懲役が5年ほど前に作られた。
その刑に科された者がこの島へ送られてくる。
ヘリコプターが週に一度やってきて、10人分の食糧と水を補充していく。
時たま新しい受刑者を置いていくこともある。
ここには木の実の取れるような木もなければ、小動物もいない。
ヘリの運んでくる食糧がなければ皆死んでしまうだろう。
しかし、受刑者が何人であろうと食糧は決まって10人分だけだ。
よって、生きるために殺し合いは避けられない。
この島では暗黙の了解でそれが認められている。
本も読めなければ他人を信じることもできない。
やるかやられるかの極限状態で精神を病んでいく者もいる。
パラパラパラ……
その日もヘリはいつものように降りてきた。
皆かたずを飲んでそれを見守る。
今現在、島には6人の受刑者がいる。
今日は受刑者が同乗しているんだろうか。
10人より増えれば殺し合いをしなければならないのだ。
ヘリが着陸し、ドアが開く。
屈強な職員が食糧と水を地面にどさりと落とす。
それを遠巻きに見ていた受刑者たちは、次の瞬間腰を抜かすほど驚いた。
後部座席から若い女が降りてきたのだ。
しかもめったにいないような美女。
服装からいって自分たちと同じ受刑者のようである。
「このお嬢さんはお前たちの手に負えるような女じゃないぜ。女だけの島じゃ物足りないと思ってこっちへ連れてきたのさ。ハハハ」
職員はそう言い残し、ヘリはパラパラと離陸していった。
アイランド・オブ・デスは男女で別々の島に分けられている。
この女は男の島へ送られてきた。常識ではあり得ないことだ。
よほどの凶悪犯罪を犯したのであろう。
女は周りをぐるりと見回し、一人一人をにらみつける。
男たちは下品な表情でヘラヘラと笑い出す。
「まさかこの島に来て女に会えるとは思わなかったぜ」
「いい女だな」
「こんなべっぴんさんを抱けるなんてな」
男たちは一歩、二歩と女に近づいていく。
「あんたら! 私に指一本触れるんじゃないよ!」
後ろからそっと近づいた男が女を後ろから羽交い絞めにする。
「何するのさ!」
次の瞬間、女は強烈な肘鉄を男に食らわせた。
「痛えっ。ちくしょう。みんな手加減することないぞ!」
「骨のある女だな。犯し甲斐があるってもんだぜ」
「やっちめえっ!」
男たちは集団で女に飛びかかっていく。
さすがに多人数相手では抵抗もむなしく、見る間に組み敷かれた。
「嫌っ! 何するの!」
「ねえちゃん、今までさんざん遊んできたんだろ? 俺たちと一緒に夢を見ようぜ」
「やめて!」
一人の男が女にパンパンと平手打ちをする。
「名前はなんていうんだ?」
「関係ないでしょ!」
「ああ?」
男は女のあごをぐっと押さえた。
「うう……レ…レナ……」
「レナちゃんか。力持ちなのに可愛い名前だな」
男たちはレナの服を脱がしはじめる。
「いやああああッ!」
「まずはレナちゃんの全身チェックといきましょうかぁ」
脱がす時間ももったいないというように、受刑服はびりびりと破かれた。
「やめてえぇ」
受刑服の下は素肌であった。形のよい乳房がぷりんと現れる。
「おおーッ」
男たちは歓声を上げる。
顔は日焼けしているのに、服の下は透き通るような白肌だ。
乳首は小さく、ピンク色の大き目の乳輪をしている。
「俺、もう我慢できねえ!」
男の一人がペニスを出し、レナの顔の上にまたがり、しゃぶらせてきた。
いつ身体を洗ったのかわからないような悪臭である。
「うげ……」
「歯を立てるなよ。わかっているだろうな」
レナは暴力的なイラマチオに涙を流した。
「それじゃ、お股のほうも拝ませていただこうかねぇ」
何人かの男がレナのズボンを破き始める。下に白いショーツをつけている。
誰かがショーツを破こうとすると
「待て!」
とボスらしい大男が言った。
「濡れてもいないところに突っ込んでも面白くない。下はゆっくり可愛がってやろうや」
「そうですね。マルヤマさんの言うとおりだ」
「うん」
まずはレナの足を広げた。
ショーツ越しにヘアのある部分がごつごつと盛り上がっているのがわかる。
その下には花びらと思われるふくらみが続いている。
生地が2枚重なっているクロッチ部分の奥に夢にまで見た女性の部分があるのだ。
男たちはごくりとつばを飲み込んだ。
イラマチオをしていた男がレナの口の中へ射精しようとしている。
「おうッ! 出るぅッ!」
「ううっ……」
「はぁッ、気持ちいいぜぇ。吐くなよ! 全部飲めよ!」
何という屈辱だろう。レナは口の中で味がするよりはましと、一気に飲み込んだ。
誰かがショーツの上からつつうっと亀裂をいじりだす。
第2話へ続く
