大いなる誤算:第4話

 宏美はうっすらと汗ばんだ体でベッドに沈んでいる。
 リサはベッドに上がり、宏美の傍らに横たわった。
「宏美ちゃん、とっても可愛かったわ」
 リサは宏美にキスをする。
 チュッチュッと何度も何度も。
 何だかとても不思議な光景だと慎司は思った。


 慎司は上司の勧めで宏美と知り合い、結婚した。
 5歳年下の宏美はうぶだった。
 初めての交わりのとき、宏美がじっと目をつむっていたのを覚えている。
 慎司が初めての男だったのだ。

 それから4年。
 お嬢様育ちで控えめな性格の宏美。
 専業主婦で、完璧に家事をこなす。
 いつ帰っても笑顔で迎えてくれ、おいしい料理をつくってくれる。
 慎司にとって家庭は一番居心地のいい場所だ。
 最初のうちは宏美に感謝の気持ちを述べ、記念日には花束で驚かせたりした。
 けれど、最近は宏美の存在が当たり前になってしまっていた。
 もちろん愛情は変わっていない。
 浮気など考えたこともない。

 なのに、いま目の前にいる宏美は一体。
 本当に自分の妻なのか、外見だけ同じで中身が違っちゃったんじゃないだろうか。
 そして、これから先も今までどおり夫婦生活を続けていけるんだろうか……。


 慎司がそんなことを思っているうちに、リサの指はすすっと下に移動し、宏美の陰部を愛撫している。
「あ……あん……」
「すごいわ……宏美ちゃんのココ……おつゆがいっぱい……」
 リサは宏美の足の間に移動し、躊躇することなくそこに唇を当てた。
 細い舌が秘裂を開き、蕾を探し当てる。
 舌で蕾をころがされた宏美は腰を揺らし身もだえる。
「恥ずかしいよぅ……リサさん……」
 その声を無視するかのように、リサは音を立てて淫汁をすすった。
「あ……だめぇ……」

 四つんばいで宏美の陰部を舐めるリサの尻を前にし、慎司はごくんとつばを飲み込んだ。
 その尻はゆさゆさと揺れている。まるで慎司を誘うかのごとく。
(どんなパンティはいているんだろう。その下には……)
 そんな慎司の気持ちが読めるかのように、リサは慎司のほうを振り向いた。
「慎司さん……」
「え」
「私も……」
「私もって?」
「ねぇ……」
 その言葉の意味がわからなく、ただ立っている慎司。
 リサは片足を伸ばして、慎司の膝をつつく。
「早くぅ」
 このとき慎司の意識は宏美を向いていなかった。
 リサの身体の艶めかしい動きにとらわれていた。
 たまらなくなった慎司はリサの着ているワンピースの裾をめくる。
「おわっ」
 白く滑らかな尻の真ん中に黒いTバックが食い込んでいる。
 上品な服の下に隠された娼婦のような尻。
 その対比にますます股間を硬くした。

 慎司の指が尻を撫でる。リサは嫌がるどころか、ますます尻を振る。
「綺麗だ……」
 理知的な顔と全く正反対な、淫乱な尻。
 そっと指でクロッチの部分をさすった。
「あン……」
 柔らかい感触を楽しんでいるうちに、そこは湿り気を帯びてくる。
「リサさん、感じてるの?」
「ん……やめないでぇ……」
 布越しでもリサの感じているのがわかる。
 指をひょいとTバックの中に侵入させる。
「あッ……」
 ぬるぬるとしたスリットを前にたどると、可愛らしい膨らみを見つけた。
「ここが感じるの?」
「あぁ……うん……そこ……」
 指をそっと入れると、きゅっと締め付けてくる。
「ぅ……あ……」

 慎司はだんだんショーツが邪魔になり、丸い尻から外しにかかる。
 リサは足を動かし、それに協力した。
「ああ……見えるよ……リサさん……」
「私のあそこ……どう……」
「綺麗だよ、すごく……」
 指で秘裂を広げると、女の部分が露わになる。
 Tバックからはみ出ないほどに細く整えられたヘア。
 少し色の濃い花びらの中心に泉の入り口が見える。
「すごいよ……全部……」
「ン……可愛がって……ね」
 恥ずかしがり屋の宏美と違い、リサは大胆だ。
 男の視姦心を満足させてくれる。

 慎司は膝をつき、目の前に果実にむしゃぶりついた。
 舌をクリトリスからアナルまでねっとりと往復させる。
「ぁ……あン……」
 いつもの助教授の顔を持った慎司ではなかった。
 リサが宏美にしたと同じように、泉の水をすする。
 ズズズ……
「ぃ……いぃ……」
 宏美の性器を愛撫するリサ、そのリサの性器を弄ぶ慎司。
 部屋には女たちの鳴き声が響く。
「あ……宏美……またイッちゃう……」
「慎司……さん……もっとォ……」


第5話に続く

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