夫婦交換:第3話

「んくっっっ」
 直樹の指は滑らかに動く。
 クリトリスへの愛撫だけでも十分感じるのに、それに加えて中指の腹を使って膣の奥のほうをかき出すようにする。
「あっっっ……あああンッ……」
「痛くない?」
「いいッ……はぅあ……いいよぉ……」
 ジュポ……ジュポ……
「はぅ……んはぁ……」

 絵美の腰がうずうずと動く。
「ぅ……あン……あァン」
(なんか変。私、身体の奥が物足りなくてたまらない……)
「絵美ちゃん、どうしたの)
「ん……あん……」
「ちょっと待ってね」
 直樹はベッドからおりた。

「あっっっ……あひッ……」
 隣のベッドから裕子の鳴き声がする。
 絵美はちらりと見た。
 すると裕子は陽介の上にまたがり、腰を前後に揺らしていた。
「すごいっ」
 陽介は裕子の乳首をいじりながら、言葉にならない声を上げている。
「おおうっ、うああっっっ」
(陽介、あんな声出すのね。私とするときとは別人みたい……)
 陽介が自分以外の女とセックスするのを見て、絵美は怒りより嫉妬心を感じた。

「コンドームつけてきたよ」
 直樹が戻ってきた。
 ペニスが腹につきそうなほど上を向いている。
「いいよね?」
「はい」
 直樹は絵美の中心部を指で軽く愛撫し、足を割って先端を当てた。
「いくよ」
 ぐにゅぅぅぅ……
「きついね。いい感じだ」
 ペニスを押し出そうとするほどの圧力の中を硬いものが進んでいく。
「あん……」
「全部入ったよ。深さもあるし、すごくいいおま○こだよ」
「いやん」
 できるビジネスマンという感じの直樹の口から『おま○こ』という言葉が出ることに絵美は興奮を感じた。

 直樹はゆっくりと動き出す。
「あっ、あっっ」
「すごいよ、絵美ちゃんのおま○この中に僕のおちん×んが出たり入ったりしてる」
「いやッ……はッ……」
 直樹は次第に腰のスピードを上げてゆく。
「ぁあン……はぅあっっっ……あいッ……」
(すごい。奥が最高に気持ちいいっ!)
 絵美はペニスが子宮まで届いているのを感じている。
 締めつけのきつい膣壁がペニスの動きについてゆく。
「ああッ…いいッ……いいよ……お……」
「絵美ちゃん、何がいいの?」
「おま○こ、おま○こがいいの……ああっっっ」

 直樹は一度ペニスを抜き、絵美を四つん這いにさせ、後ろから貫いた。
「あっ、これもいい……」
「いいの? いいの?」
「深いよぉ……ああン……」
 結合部のしぶきは直樹の茂みに飛び散り、卑猥な匂いをさせている。
「あっっっ、もっとぉ……あ……」
「絵美ちゃん、すごい。うあっっっ」
 直樹は絵美の尻をつかみ、夢中で勃起を激しく突き立てている。
「あ……も……だめッ……」
「出そうだ……」
「あッ、いいっ! いいっ!」
「うおおおお!」
「イクッ! イクッ! ああっっっっ」
 直樹はどくどくと精を放出する。
「ああっ……」
 絵美も同時に突き上げるようなオーガズムを感じた。
 何度もぶり返すような快感が続く。

 陽介は隣のベッドから絵美がイくところを見ていた。
(絵美もあんなに乱れるんだ……)

「水飲んでくるね」
 直樹は冷蔵庫のほうへ歩いていく。
 何分かして戻ってくると、壁のほうを向いて寝ている絵美の顔上半分を何かの布で覆った。
「何?」
「心配しないで」
 肌触りのよい、張りのあるシルクだ。
(スカーフかしら)
 絵美は目隠しをされ、ベッドに仰向けに寝かされた。
「こうするとドキドキするでしょ」
「ええ」
 自分には相手が見えていないのに、相手は自分の裸を見ている。
 妙な気分になってくる。

「あ……」
 誰かが絵美の足を開かせた。
 目隠しをされているのに、性器に視線を感じる。
「誰? 恥ずかしいわ」
 視線の人物は両手で絵美の亀裂を開き、顔を近づけ、ぺろんと舐めた。
「あっ、だめ……」
 その舌はまだ快感の残る下半身を的確に攻めてきた。
「やめてください。シャワーも使ってないのに……」

 足元から声がする。
「ふふふ。可愛い絵美ちゃんでもこんな匂いがするんだ」
「……!」
 声の主は裕子だった。


第4話に続く

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