夫婦交換:第2話

 ヴーヴクリコは絵美の舌の上をさわやかに、まろやかに転がってゆく。
「おいしい。おかわりちょうだいぃ」
 絵美はだんだんろれつが回らなくなってきた。

 ふと気づくと、向かいの直樹と裕子が妖しい雰囲気になっている。
「あなた」
「んぐ…裕子」
 いきなり絵美たちの前でディープキスを始めた。
 直樹の手は裕子のドレスの胸元をまさぐっている。
「あっ、あん」
 その手は裕子の背中のファスナーをチチチとおろす。
 裕子が立ち上がると、胸元にドレープの入った優雅なドレスは、すとんと足元に落ちた。
「あ……!」
 陽介と絵美は驚きの声を上げた。
 裕子はドレスの下に何もつけていなかったのである。

 ほどよく焼けた肌、長い足、美しいラインを描く乳房、引き締まったへそ周りから視線を下に移すと艶のある茂みが見える。
 直樹と裕子は床に倒れ込み、絡み合い始めた。
「あっ、ああんっ」
 直樹は乳を舌で愛撫しながら、中指を裕子の股間で動かしている。
 裕子は陽介たちのほうを向けて足を広げているので、指の動きが丸見えだ。
 ネチャッ、ネチャッ……
 陰部から湿った音が聞こえる。

「裕子さん……」
 絵美があっけにとられて2人の絡みを見ていた。
 すると、陽介が急に立ち上がり、服を脱いだ。
「たまらないっ」
と言って、直樹と裕子に加わる。
「あ、あなたっ!」
 直樹が裕子の乳を吸っている。
「な…何なの! あなたまで」
 絵美はわけがわからなくなった。
 この場から逃げ出したかったが、酔っていて一人では帰れそうもない。
 タクシーを呼びたくても、この日は財布を陽介任せにしていた。

「あふン…そこォ……」
 裕子は愛撫にあえぎながら、陽介のペニスをしごいていた。
「ううっ、裕子さん……いい……」
 陽介はとても気持ちよさそうに目を閉じている。
「陽介さんの、おっきい」
「うあっ……裕子さん……」
「今度は口でご奉仕させて」
「……あ……そんな……む……いい……」
(やめてよ! 陽介は私の夫なのよ)
 絵美は裕子に嫉妬を感じ始めていた。
(私だって。私だって……)

 絵美は3人のところまで這ってきた。
「直樹さん……私も可愛がってください」
「絵美!」
 陽介は妻がこんなことを言うのに驚いた。

「ごめんね、絵美ちゃん。仲間外れにして」
 直樹は絵美をベッドに連れていき、寝かせる。
「何してほしい?」
「キス…キスしてほしい」
「いいよ。とっておきのキスしてあげる」
 直樹の唇がやわらかく絵美の唇に重なってきた。
 舌がそっと入ってくる。
(なんてキスがうまいの!)
 絵美の舌全体を舐めたり、歯茎の裏など、感じやすいところを攻めてくる。
 キスだけで絵美はすっかり脱力した。

「絵美ちゃんの裸が見たい」
「え……直樹さん、恥ずかしいわ」
「だめなの? 絵美ちゃんの旦那さんはあんなことしてるよ」
 陽介と裕子はいつの間にか隣のベッドに移っていた。
 シックスナインの体勢をとり、互いの性器を口で愛撫しあっている。
(……! ま……何……)
 絵美の理性は弾け飛んだ。
「直樹さん」
「ん?」
「私の裸、見てください」
「よし」
 直樹は絵美の服を脱がせにかかる。
 横を向かせ、背中のファスナーをおろし、ワンピースを足のほうから引き抜く。
 ストラップレスブラを外すと、可愛い乳房がぷるんと飛び出した。
「小さくて恥ずかしい……」
「ううん、とっても可愛らしいよ。乳首なんかピンクじゃないか」

 直樹は最後の1枚、繊細なレースのショーツに手をかける。
 そうっと両手でおろして、足首から外した。
「とっても綺麗だよ」
「自信ないわ。裕子さん、あんなに素敵な身体なんですもの」
「絵美ちゃんには絵美ちゃんの美しさがあるよ。ここも見せて」
 直樹は絵美の足を開かせようとする。
 夫にすら見せたことのない絵美は固く足を閉じた。
「そこは恥ずかしいわ。やめて」
「いいじゃないか」
 直樹は半ば強引に足を開かせた。
「ああっ、嫌って言ってるのに」
「すごく綺麗だ」
 神秘の亀裂をピンク色の花びらが飾っている。
「中も見せて」
 直樹はそこを左右に軽く広げた。
 膣口の奥にはピンク色の肉が何層にも重なり合い、上部の花びらの合わさった部分をめくると小さな突起が見える。
「素敵だ」

 直樹は左手の親指でクリトリスをいじりながら、右手の中指を膣にそうっと侵入させた。
「あっっ」
「絵美ちゃん、濡れているから痛くないでしょう。もっと火をつけてあげるよ」
 直樹はゆっくりと中指の出し入れを始めた。
「あぁん……はうッ……」
 ピチャッ、ピチャッ……
 あふれる泉はとめることができない。


第3話に続く

indexnextback